書名 世界たすけの偉大な足跡
副題 ―中山正善二代真柱の功績―
著者 飯田 照明
体裁 A5判
ページ数 296ページ
定価 本体1760円(税込み)
送料 300円 ISBN 978-4842601298
内容紹介
1964年の「東京オリンピック」にも多大な貢献をした
天理教二代真柱中山正善氏の人物像を垣間見る
天理教教団の指導者、二代真柱中山正善氏は、一般に天理教の地固めを成した人物と評されている。
しかし、広い世界を見据えて、天理教の未来にわたる壮大な構想を描いていただけに、その胸中と全貌を知るのは困難である。
本著は、二代真柱様が残した数々の功績の一端を、生前中に二代真柱様と交流があった三笠宮殿下の賛辞、各界著名人の証言、周囲でお仕えした先生方の思い出、各年祭の祭文、ご自身の訓話、筆者の海外随行記などを紐解きながら、その偉業とお人柄を明らかにしている。 さらに文化面でも、二代真柱様は天理大学、天理図書館、参考館、天理よろづ相談所病院「憩の家」等々の創設と拡充。さらに文化財の保護、各分野の学術会、水泳、柔道などのスポーツ界にまで幅広く尽力している。
天理教教内では、大戦時の思想統制の中を教信者の苦難と共に通りぬけ、いち早く天理教教典(復元教典)、教祖伝編纂を手掛けた。原典学の確立と教学の基礎を構築して、教祖が教えられた原典おふでさき、おさしづの公刊を果たしている。 本著では、これらの偉業を次々と明らかにしているが、二代真柱にとっては、それらすべては「世界たすけ」と「海外布教」につながる世界宗教としての天理教を目指したものだった。