書名 まだ、これからや
副題 信心は無限の心意気
著者 植田與志夫
体裁 単行本
ページ数 208ページ
定価 本体1210円(税込)
送料 300円 ISBN 978-4842601311
内容紹介
『さぁ、これからや』に続く第2作。神を認めないマルキストのオルグ活動をしていた著者は、信仰の師・上本信夫先生との出会いや教会長の母の味わい深い仕込みと姿から、百八十度方向転換して信仰が始まる。大阪京橋、信州での飲まず食わずの単独布教。妻記世子との結婚。身障者の弟の単独布教。保育園、特別養護老人ホーム創設。韓国、台湾への布教。裏街道の人たちとの交わり等々、著者が歩んだ信仰70余年の波乱万丈の道中で体験したエピソードの数々が泥臭く、ユーモアも交えて描かれている。昨年、94歳で夢ノ掛橋分教会を新設した著者渾身の書下ろし信仰エッセイ。
養徳社からのコメント
「釜山港へ帰れ」を流暢な韓国語で歌う著者。その姿は、とても94歳とは思えないパワーに満ち満ちている。23歳の頃、オルグ活動をしていた著者は、恩師上本信夫先生と母親の仕込みと姿から天理教に入信。大阪京橋、信州に単独布教。教会長就任後、「よのもと保育園」、特別養護老人ホーム「やすらぎ園」を創設。社会福祉にも力を注いだ著者だ。昭和六十一年の教祖百年祭前には、「白紙に戻る旬」との年祭打ち出しから、教会長、施設長を辞任して、一から地域布教に邁進して高尚佳分教会を設立した。さらに、その布教魂はますます燃え上がり、68歳で韓国語、70歳で中国語を習得、韓国、台湾への布教を心がける。毎月奈良から布教に通った福岡で令和2年、夢ノ架橋分教会を新たに設立して3度目の教会長に就任した。94歳の今日でも、「まだ、これからや」と人たすけの熱はますます燃え盛る。教内広しといえども、これだけの布教への情熱を持った信仰者はいない。
著者について 植田與志夫(うえだよしお)一九二六年(昭和元年)、奈良県橿原市生まれ。大阪工業専門学校原動機械科(現大阪府立大学)卒。大阪京橋・信州で単独布教後、髙橋分教会長、髙尚佳分教会長就任。現在は夢ノ架橋分教会長。よろづ相談所病院「憩の家」事情部講師、法務大臣委嘱人権擁護委員歴任。「よのもと保育園」、特別養護老人ホーム「やすらぎ園」創設。韓国語、中国語検定試験合格。剣道三段。関西棋院囲碁五段。著書に、『さぁ、これからや』(養徳社刊)、チャ・イゼプトヤ(韓国青年会刊)、轍の響き(みちをせ社刊)、その他がある。