書名 子どものおたすけ 発達障害・不登校・虐待
副題 ーイライラしない子育て法
著者 新田恒夫・杉江健二
体裁 単行本
ページ数 318ページ
定価 本体1870円(税込み)
ISBN 978-4-8426-0133-5
未来へつながる”今”のおたすけ
本の内容
発達障害、不登校、虐待、いじめなどで苦しみ悩む子どもたちと、その親たちをいかに救うか。発達障害の娘を育てる新田恒夫氏。幼子の死と不登校の息子を抱えていた杉江健二氏。宗教家二人の著者が、自らの体験を通して培ってきた子育ての知識と〝たすかり〟のポイントを具体的に著わす。子どもの心に寄り添うしつけ、育て方など、イラストを通して著わした「イライラしない子育て講座」はユニークなものとなっている。
著者について
昭和30年千葉市生まれ。静岡大学卒。天理教蘇我町分教会長。NPO法人スペース海代表。NPO法人日本障がい者写真協会理事長。
平成3年不登校の子どもの居場所「フリースペース海」開設。平成6年不登校の子ども、障害のある子どもの学びの場に改組。名称も「スペース海」と変更する。
不登校、発達障害の相談を受ける一方で、令和3年6月より、YouTubeに「不登校チャンネル/スペース海」を開設。
30年間の不登校支援の経験を発信している。1女3男の父。長女は重度の知的障害がある。
昭和43年名古屋市生まれ。大阪大学大学院博士前期課程卒。天理教美張分教会長。一般社団法人青少年養育支援センター陽氣会代表理事。NPO法人あいち子育て支援プログラム研究会理事長。
長年里親として児童福祉活動に携わり、現在は、ファミリーホーム「陽氣道場」を運営する。不登校支援相談員として、不登校・ひきこもり支援にも取り組む。
「SS式イライラしない子育て法(CPA)」開発者。「CPAトレーナー養成講座」を開催。
全国各地で「イライラしない子育て講座」を開催し、「SS式イライラしない子育て法(CPA)」の普及につとめる。
豊富な里親体験事例を盛り込んだ講演会は年間120回を超える。
【 出版社からのコメント 】
少子化が進行する社会の中で、子どもの受難時代が続いている。通園バス、車中への置き去り。いじめ、虐待、不登校、自死等々、毎日のように報道される子どもの死は、棘の如く胸に突き刺さったまま取れない。
子育て中の保護者とその家族は、悲嘆のどん底に突き落とされている。特に、児童相談所が対応した児童虐待の件数は、令和3年度の集計では20万7000件を突破し、31年連続で最多を更新した。このような状況を少しでも打破して、未来を背負う子どもたちとその親を救わねばならない。
二人の天理教教会長が書き著わした子育ての知識とノウハウは、今日からでも実行可能なことばかり。教育関係者、施設や地域で子育てをサポートする方々始め、多くの人達を駆り立てる著書となっている。