【縁あって家族】丹野涼子・天理教道徳分教会長夫人・ファミリーアットホーム「きずな」代表
里親体験を通して学んだ大切な3つのこと。 そして、自分を大きく成長させてくれた3つの心。 里親をしながらこれからも「育ち」「育て」「育つ」努力を続けたい、と
里親体験を通して学んだ大切な3つのこと。 そして、自分を大きく成長させてくれた3つの心。 里親をしながらこれからも「育ち」「育て」「育つ」努力を続けたい、と
5歳でやってきたA子ちゃん。 4人の実子を育てた自信が音を立てて崩れていく。 成長とともに思い通りにならない里子。 13年の間、さまざまな悩み、苦労の中、先輩の里親や教会関係者に支えられて自らもともに育っていく。 「別の里親の方がこの子は幸せになれるのではないか」とまで思い詰めた今日までの歩みを、赤裸々に語る。
虐待などで心と身体に傷を負った子どもたち。 発達障がいをかかえながら生きる子どもも少なくない。 実子が5人いる中でさらに4人の里子と暮らす講師が、決して楽ではないドタバタの道中を「これが私のおたすけです」と明るく語る。
里子として預かる子どもたちの中には、実親がいても実親と暮らすことが解決につながらないケースが数多く存在する。そんな時、里親は驚きや困惑、迷いの中で戸惑うことも多い。しかし、一番に考えるのは子どもの幸せであり、たすかりである。講師は一つでも多くの幸せな記憶を刻み込み、何かの節におぢばを思い出して欲しい、と説く。
自分を追い込み、悩み苦しむ人の力になれないか。 そう思って始めた自殺防止活動から見えてきたのは、その根底にある家庭の崩壊の姿だった。 乳児専門の里親活動に身を投じながら、たすけを求める人の背中をさすり寄り添いたいと願う毎日。 地域に投影されるその姿こそ、天理教のランドマークとして地域に映る、と説く。
決して喜び勇んで受けた里親ではなかったが、自分が親神様からいただいたご守護を思い、ご恩返しに受けさせていただくという心を定めた。 我が家にやってくる里子たちとの、親神様が結んでくださった不思議なご縁を語る。
里親となり里子を委託されて気づく大切なこと。家族とは何か?自分のいんねんとは何か?子育てとはどうすれば良いのか?その学びが陽気ぐらしへとつながる道である、と講師は説く。
初めて里子として預かった子ども、洋人。そのつらく悲しい生い立ちとはうらはらに、まったく手のかからない子どもだった。諦めることを早くから覚えているようで、それがある意味不憫だった。肉親より強い絆で結ばれるのが里親と信念を説く。
今回は里親の体験記ではなく、教会に里子として育てられた人が、みずからの生い立ちを語る。もし天理教の教会でなかったらと思うと正直怖い、と神様から引き寄せていただいたご縁への感謝を語る感動のドラマ。
厳しい家庭環境で育った里子たち。発達障がいを抱える子も少なくない。そんな子どもたちと向き合い、この子を好きになれるだろうかと自問し、悩み苦しむ日々の中から、大切な自分の学びへとつながったきっかけとは。
預かった里子の数は、のべ130人。そのすべては、教祖が手を引いてうちに連れてきて下さった。自身の体験を踏まえながら里子と接する手記。
家庭に恵まれない子どもたちを養育することで、本当に救けて頂いているのは、実は私たちだった。感動の実話集。