2022年1月新年号

『陽気』新年号の特集記事、テーマは「喜びを育てる」――破水から早産となったわが子二人の出産にみた神様の不思議な働きの数々。大教会役員宅の養子に入った教会子弟の重荷を支え、喜びに変えてくれた父母の言葉と道すがら。祖父の出直しや引きこもりなど、3つの転機からつかみとった喜びの人生。今の幸せの元となった信仰初代の喜びの種さがしなど異色の体験談。

そして今号の一押しは、出久根達郎氏の「発奮伝」―甘い物。22歳の若齢で第11回直木賞を受賞した堤千代（本名・堤文子）。貧しくも睦まじい夫婦生活の中で、胸がキュンと痛む純愛を描いた作品『甘いもの』を紹介。

『陽気』1月号目次

【特集】　喜びを育てる

新年を迎え、気持ちも新たに引き締まります。同じような日々であっても、昨日とは違う「瞬間」の積み重ね。その時々の心の遣い方を意識することで一日の値打ちが変わる。どんなにつらく笑えないことがあっても、そこに一粒の喜びを見つけて心を育てる。そんな一年を通れるようにと願いを込めた特集です。

早産で知った不思議な働き　丸山理津子
親から子、子から孫へ 末代へ　村田治道
喜びの所在地　小野将臣
今日も明日もあさっても　一瀬谷津子