2022年4月号
『陽気』4月号の特集記事、テーマは「おやさまとのつながり」――。首に悪性リンパ腫が見つかり、余命1年もないと宣告された主人。検定講習会を受講した時、教祖に神一条で通ることをお誓いすると、次の日から不思議とリンパ腫が消えていった話。卵巣腫瘍の手術から抗がん剤治療と続き、暗闇のドン底に落ち込んだその時、一筋の光と共に教祖を肌身に感じた話。大教会、自教会の記念祭、そして教祖140年祭に向う今、教祖ひながたを辿り、借地借家の教会から歩みたいと願う教会長の覚悟。娘が不登校から退学になった時、先の人生を案じて、「自分の所の事情に振り回されてはあかんで」と教祖のお声が聞こえた話等々、教祖に我が心を繋いで救われ、一歩前に踏み出した体験談。 そして今号の一押しは、出久根達郎氏の「発奮伝」――怪談好きな小泉八雲は、民話の物語を妻節子に読ませ語らせたが、八雲は「自分の言葉で話しなさい」と迫った。怪奇迫る『耳無芳一の話』の作品紹介と併せて、妻節子が果たした「語り部」としての役割。